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8.11. ネットワーク RHEL システムロールを使用した既存の接続でのデフォルトゲートウェイの設定

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network の RHEL システムロールを使用して、デフォルトゲートウェイを設定できます。

重要

network の RHEL システムロールを使用する再生を実行すると、設定値が再生で指定されたものと一致しない場合に、システムロールが同じ名前の既存の接続プロファイルを上書きします。したがって、IP 設定がすでに存在している場合でも、プレイでネットワーク接続プロファイルの設定全体を指定する必要があります。それ以外の場合は、ロールはこれらの値をデフォルト値にリセットします。

この手順では、すでに存在するかどうかに応じて、以下の設定で enp1s0 接続プロファイルを作成または更新します。

  • 静的 IPv4 アドレス - /24 サブネットマスクを持つ 198.51.100.20
  • 静的 IPv6 アドレス - 2001:db8:1::1 (/64 サブネットマスクあり)
  • IPv4 デフォルトゲートウェイ - 198.51.100.254
  • IPv6 デフォルトゲートウェイ - 2001:db8:1::fffe
  • IPv4 DNS サーバー - 198.51.100.200
  • IPv6 DNS サーバー - 2001:db8:1::ffbb
  • DNS 検索ドメイン - example.com

Ansible コントロールノードで以下の手順を実行します。

前提条件

  • 制御ノードと管理ノードを準備している
  • 管理対象ノードで Playbook を実行できるユーザーとしてコントロールノードにログインしている。
  • 管理対象ノードへの接続に使用するアカウントには、そのノードに対する sudo 権限がある。
  • この Playbook を実行する管理対象ノードまたは管理対象ノードのグループが、Ansible インベントリーファイルにリストされている。

手順

  1. ~/ethernet-connection.yml などの Playbook ファイルを次の内容で作成します。

    ---
    - name: Configure the network
      hosts: managed-node-01.example.com
      tasks:
      - name: Configure an Ethernet connection with static IP and default gateway
        include_role:
          name: rhel-system-roles.network
    
        vars:
          network_connections:
            - name: enp1s0
              type: ethernet
              autoconnect: yes
              ip:
                address:
                  - 198.51.100.20/24
                  - 2001:db8:1::1/64
                gateway4: 198.51.100.254
                gateway6: 2001:db8:1::fffe
                dns:
                  - 198.51.100.200
                  - 2001:db8:1::ffbb
                dns_search:
                  - example.com
              state: up
  2. Playbook を実行します。

    # ansible-playbook ~/ethernet-connection.yml

関連情報

  • /usr/share/ansible/roles/rhel-system-roles.network/README.md ファイル
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