7.14. Red Hat Enterprise Linux システムロール
tests_luks.yml
により NVME ディスクでパーティションケースが失敗することがなくなりました。
以前は、NVME ディスクは virtio/scsi
で使用されるパーティション命名規則とは異なるパーティション命名規則を使用しており、Storage ロールはこれを反映しませんでした。その結果、NVME ディスクで Storage ロールを実行すると、クラッシュしていました。今回の修正により、Storage RHEL システムロールが blivet モジュールからパーティション名を取得するようになりました。
selinux
RHEL システムロールが、present
という名前の変数を使用しなくなりました。
以前は、selinux
RHEL システムロールにある一部のタスクは、文字列 present
ではなく、present
という名前の変数を使用していました。これにより、selinux の RHEL システムロールは、変数 present がないことを示すエラーを返していました。今回の更新でこの問題が修正され、これらのタスクを変更して文字列 present
を使用するようになりました。これにより、selinux の RHEL システムロールが期待どおりに機能し、エラーメッセージが表示されません。
rsyslog-gnutls
パッケージがない場合の logging
出力が失敗しなくなりました。
logging
RHEL システムロールがセキュアなリモート入出力とセキュアな転送出力を提供するように設定されている場合には、グローバル tls
rsyslog-gnutls
パッケージが必要です。以前のバージョンでは、tls
rsyslog-gnutls
パッケージが、以前のバージョンに無条件でインストールされるように変更されました。そのため、tls
rsyslog-gnutls
パッケージが管理ノードで利用できなくなると、logging
の一部としてセキュアなリモート入力とセキュアな転送出力が含まれていなくても、ロギングロールの設定に失敗していました。今回の更新で、セキュアな接続が設定されているかどうかを確認し、グローバル tls
logging_pki_files
変数をチェックし、この問題を修正しています。rsyslog-gnutls
パッケージは、セキュアな接続が設定されている場合にのみインストールされます。その結果、欠落している rsyslog-gnutls
パッケージでロギング出力が失敗しなくなったため、elasticsearch
を統合するように Red Hat Enterprise Virtualization Hypervisor を設定する操作になりました。