10.7. ハードウェアの有効化
デフォルトの 7 4 1 7 printk 値により、一時的にシステムが応答しなくなる
デフォルトの 7 4 1 7 printk
値を使用することで、カーネルアクティビティーのデバッグを改善できます。ただし、シリアルコンソールと組み合わせると、この printk
設定により、RHEL システムが一時的に応答しなくなるような激しい I/O がバーストする可能性があります。この問題を回避するには、新しい optimize-serial-console
TuneD プロファイルを追加し、デフォルトの printk
値を 4 4 1 7 に減らします。ユーザーは、以下のようにシステムをインストルメント化できます。
# tuned-adm profile throughput-performance optimize-serial-console
再起動後も printk
値を短くすると、システムがハングする可能性が低くなります。
この設定変更は、余分なデバッグ情報が失われる代償を伴うことに注意してください。
(JIRA:RHELPLAN-28940)