8.11. コンテナー
CNI プラグインはテクノロジープレビューとして Podman で利用可能になりました。
CNI プラグインは、テクノロジープレビューとして Podman ルートモードで使用できるようになりました。この機能を有効にするには、ユーザーは独自のルートレス CNI インフラストラクチャーコンテナーイメージをビルドする必要があります。
crun
がテクノロジープレビューとして利用可能になりました。
crun
OCI ランタイムが、container-tools:rhel8
モジュールがテクノロジープレビューとして利用できるようになりました。crun
コンテナーランタイムは、コンテナーがルートレスユーザーの追加グループにアクセスできるようにするアノテーションをサポートします。これは、setgid が設定されたディレクトリーまたはユーザーがグループアクセスのみを持つディレクトリーにおけるボリュームマウントに役立ちます。現在、crun
または runc
ランタイムはいずれも cgroupsv2
に完全に対応していません。
(BZ#1841438)
podman
コンテナーイメージが、テクノロジープレビューとして利用可能になりました。
registry.redhat.io/rhel8/podman
コンテナーイメージは、podman
パッケージをコンテナー化した実装です。podman
ツールは、コンテナーおよびイメージの管理、それらのコンテナーにマウントされたボリューム、およびコンテナーのグループから作成された Pod を管理するために使用されます。
(JIRA:RHELPLAN-56659)
podman-machine
コマンドはサポート対象外です。
仮想マシンを管理するための podman-machine
コマンドは、テクノロジープレビューとしてのみ利用可能です。代わりに、コマンドラインから直接 Podman を実行してください。
(JIRA:RHELDOCS-16861)