8.9. Red Hat Enterprise Linux システムロール
HA クラスターの RHEL システムロールがテクノロジープレビューとして利用可能に
高可用性クラスター (HA クラスター) ロールがテクノロジープレビューとして利用可能になりました。現在、以下の重要な設定を利用することができます。
- フェンシングなしおよびリソースを使用しないクラスターの設定
- マルチリンククラスターの設定
- カスタムクラスター名およびノード名の設定
- システムの起動時にクラスターが自動的に起動するかどうかの設定
RHEL システムロールの postfix
ロールが、テクノロジープレビューとして利用可能になりました。
Red Hat Enterprise Linux システムロールは、Red Hat Enterprise Linux サブシステムの設定インターフェイスを提供します。これにより、Ansible ロールを介したシステム設定が簡単になります。このインターフェイスにより、Red Hat Enterprise Linux の複数のバージョンにわたるシステム設定の管理と、新しいメジャーリリースの導入が可能になります。
rhel-system-roles
パッケージは、AppStream リポジトリーを介して配布されます。
postfix
ロールは、テクノロジープレビューとして利用可能です。
以下のロールが完全にサポートされています。
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kdump
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network
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selinux
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storage
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timesync
詳細は、ナレッジベースの RHEL システムロール に関する記事を参照してください。