検索

28.4. storage RHEL システムロールを使用して論理ボリュームを管理する

download PDF

Ansible Playbook の例では、storage ロールを適用して、ボリュームグループに LVM 論理ボリュームを作成します。

前提条件

手順

  1. 次の内容を含む Playbook ファイル (例: ~/playbook.yml) を作成します。

    - hosts: managed-node-01.example.com
      roles:
        - rhel-system-roles.storage
      vars:
        storage_pools:
          - name: myvg
            disks:
              - sda
              - sdb
              - sdc
            volumes:
              - name: mylv
                size: 2G
                fs_type: ext4
                mount_point: /mnt/dat
    • myvg ボリュームグループは、ディスク /dev/sda/dev/sdb、および /dev/sdc で構成されています。
    • myvg ボリュームグループがすでに存在する場合は、Playbook により論理ボリュームがボリュームグループに追加されます。
    • myvg ボリュームグループが存在しない場合は、Playbook により作成されます。
    • この Playbook は、mylv 論理ボリュームに Ext4 ファイルシステムを作成し、そのファイルシステムを /mnt に永続的にマウントします。
  2. Playbook の構文を検証します。

    $ ansible-playbook --syntax-check ~/playbook.yml

    このコマンドは構文を検証するだけであり、有効だが不適切な設定から保護するものではないことに注意してください。

  3. Playbook を実行します。

    $ ansible-playbook ~/playbook.yml

関連情報

  • /usr/share/ansible/roles/rhel-system-roles.storage/README.md ファイル
  • /usr/share/doc/rhel-system-roles/storage/ ディレクトリー
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.