5.3. redfish_info モジュールの使用
次の例は、Playbook で redfish_info
モジュールを使用して CPU インベントリーに関する情報を取得する方法を示しています。わかりやすくするために、ここに示す例では Ansible コントロールホストおよび管理対象ホストと同じホストを使用しているため、Playbook が実行されるのと同じホストでモジュールを実行します。
前提条件
- コントロールノードと管理対象ノードの準備が完了している。
- 管理対象ノードで Playbook を実行できるユーザーとしてコントロールノードにログインしている。
-
管理対象ノードへの接続に使用するアカウントに、そのノードに対する
sudo
権限がある。 -
ansible-collection-redhat-rhel_mgmt
パッケージがインストールされている。 -
python3-pyghmi
パッケージが、コントロールノードまたは管理対象ノードのいずれかにインストールされている。 - OOB コントローラーアクセスの詳細。
手順
次の内容を含む Playbook ファイル (例:
~/playbook.yml
) を作成します。--- - name: Manage out-of-band controllers using Redfish APIs hosts: managed-node-01.example.com tasks: - name: Get CPU inventory redhat.rhel_mgmt.redfish_info: baseuri: "<URI>" username: "<username>" password: "<password>" category: Systems command: GetCpuInventory register: result
Playbook の構文を検証します。
$ ansible-playbook --syntax-check ~/playbook.yml
このコマンドは構文を検証するだけであり、有効だが不適切な設定から保護するものではないことに注意してください。
Playbook を実行します。
$ ansible-playbook ~/playbook.yml
検証
- Playbook を実行すると、Ansible が CPU インベントリーの詳細を返します。
関連情報
-
/usr/share/ansible/collections/ansible_collections/redhat/rhel_mgmt/README.md
ファイル