26.2. ルートレスモードで systemd を使用した Podman API の有効化
systemd
を使用して、Podman API ソケットと Podman API サービスをアクティベートできます。
前提条件
podman-remote
パッケージがインストールされている。# yum install podman-remote
手順
サービスをすぐに有効にして起動します。
$ systemctl --user enable --now podman.socket
オプション: Docker を使用するプログラムがルートレス Podman ソケットを操作できるようにするには、以下を実行します。
$ export DOCKER_HOST=unix:///run/user/<uid>/podman//podman.sock
検証
ソケットのステータスを確認します。
$ systemctl --user status podman.socket ● podman.socket - Podman API Socket Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/user/podman.socket; enabled; vendor preset: enabled) Active: active (listening) since Mon 2021-08-23 10:37:25 CEST; 9min ago Docs: man:podman-system-service(1) Listen: /run/user/1000/podman/podman.sock (Stream) CGroup: /user.slice/user-1000.slice/user@1000.service/podman.socket
podman.socket
はアクティブで、/run/user/<uid>/podman.podman.sock
をリッスンしています。<uid>
はユーザーの ID です。Podman のシステム情報を表示します。
$ podman-remote info