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5.6. ホストからのコンテナーの検証

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podman inspect コマンドを使用して、既存のコンテナーのメタデータを JSON 形式で検証します。コンテナー ID または名前を使用して、コンテナーを指定できます。

前提条件

  • container-tools モジュールがインストールされている。

手順

  • ID 64ad95327c74 で定義されるコンテナーを検査します。

    • すべてのメタデータを取得するには、以下のコマンドを実行します。

      $ podman inspect 64ad95327c74
      [
          {
              "Id": "64ad95327c740ad9de468d551c50b6d906344027a0e645927256cd061049f681",
              "Created": "2021-03-02T11:23:54.591685515+01:00",
              "Path": "/bin/rsyslog.sh",
              "Args": [
                  "/bin/rsyslog.sh"
              ],
              "State": {
                  "OciVersion": "1.0.2-dev",
                  "Status": "running",
                  ...
    • JSON ファイルから特定の項目 (例: StartedAt タイムスタンプ) を取得するには、以下を実行します。

      $ podman inspect --format='{{.State.StartedAt}}' 64ad95327c74
      2021-03-02 11:23:54.945071961 +0100 CET

      その情報は階層構造で保存されます。コンテナーの StartedAt タイムスタンプ (StartedAtState の配下にある) を確認するには、--format オプションとコンテナー ID または名前を使用します。

検証する他の項目の例には、以下が含まれます。

  • .path: コンテナーとともに実行するコマンドを表示します。
  • .Args: コマンドに指定する引数
  • .Config.ExposedPorts: コンテナーから公開する TCP または UDP ポート
  • .state.Pid: コンテナーのプロセス ID を表示します。
  • .HostConfig.PortBindings: コンテナーからホストへのポートマッピング

関連情報

  • podman-inspect の man ページ
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