4.7. cloud-init を使用した最初の起動コマンドの実行
runcmd
セクションおよび bootcmd
セクションを使用して、起動および初期化中にコマンドを実行できます。
bootcmd
セクションは、初期化プロセスの早い段階で実行され、デフォルトでは起動ごとに実行されます。runcmd
セクションは、プロセスの最後の方で実行され、初回起動時および初期化中にのみ実行されます。
手順
データソースの要件に応じて、
user-data
ファイルを編集するか、以下のディレクティブをcloud.cfg.d
ディレクトリーに追加します。注記cloud-init
が、ユーザーディレクティブを含むファイルを認識できるように、すべてのユーザーディレクティブはファイルの最上部に#cloud-config
が含まれます。cloud.cfg.d
ディレクトリーにディレクティブを含める場合は、ファイル名を*.cfg
とし、ファイルの最上部に常に#cloud-config
を含めます。bootcmd
およびruncmd
のセクションを追加します。cloud-init
が実行するコマンドを含めます。#cloud-config users: - default - name: user2 gecos: User N. Ame groups: users chpasswd: list: | root:password fedora:myfedpassword user2:mypassword2 expire: False bootcmd: - echo New MOTD >> /etc/motd runcmd: - echo New MOTD2 >> /etc/motd