4.11. cloud-init で container-storage-setup を使用したストレージの設定
write_files
モジュール内で、container-storage-setup
ユーティリティーを参照してストレージを設定できます。
手順
データソースの要件に応じて、
user-data
ファイルを編集するか、以下のディレクティブをcloud.cfg.d
ディレクトリーに追加します。注記cloud-init
が、ユーザーディレクティブを含むファイルを認識できるように、すべてのユーザーディレクティブはファイルの最上部に#cloud-config
が含まれます。cloud.cfg.d
ディレクトリーにディレクティブを含める場合は、ファイル名を*.cfg
とし、ファイルの最上部に常に#cloud-config
を含めます。write_files
モジュールを追加または変更して、container-storage-setup
ユーティリティーへのパスを追加します。以下の例では、root 論理ボリュームのサイズを、デフォルトの 3 GB ではなく 6GB に設定します。
write_files: - path: /etc/sysconfig/docker-storage-setup permissions: 0644 owner: root content: | ROOT_SIZE=6G
注記RHEL 7.4 より前のバージョンでは、container-storage-setup は docker-storage-setup と呼ばれていました。RHEL 7.4 の時点で、ストレージに OverlayFS を使用している場合は、SELinux でのこのタイプのファイルシステムを Enforcing モードで使用できるようになりました。