第21章 前提条件を完了してファームウェアの起動
システムの電源を入れる前に、以下のアイテムがあることを確認します。
- イーサネットケーブル
- 解像度が 1024x768-60Hz に設定されている VGA モニター
- USB キーボード
- システムの電源コードおよびコンセント
この手順では、Red Hat Enterprise Linux 8 でネットワークサーバーを設定している必要があります。これを行うには、以下の手順に従って、Software Download page on the Customer Portal で Red Hat Enterprise Linux 8 をダウンロードします。
- Red Hat アカウントにログインしていない場合は、ログインします。
- Product Variant リストで Red Hat Enterprise Linux for Power, little endian のダウンロードを選択します。
- Product Variant リストの横にある Version リストで正しいバージョンを選択します。
- 製品ソフトウェア タブで、Red Hat Enterprise Linux 8.x DVD_ ISO ファイルの横にある 今すぐダウンロード をクリックします。
Red Hat Enterprise Linux 8 をダウンロードしたら、以下の手順を完了してファームウェアを起動します。
- 必要に応じて、システムがラックにある場合は、システムをそのラックにインストールします。詳細は IBM Power Systems の情報 (https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/POWER9/p9hdx/POWER9welcome.htm) を参照してください。
- システム背面の、シリアルポートの隣にある組み込みイーサネットポートに、イーサネットケーブルを接続します。反対側をネットワークに接続します。
- システムの背面にある VGA ポートに VGA モニターを接続します。
- 利用可能な USB ポートに、USB キーボードを接続します。
- システムに電源コードを接続し、コンセントに差し込みます。
この時点で、ファームウェアが起動しています。電源の緑色の LED が点滅する (使用する準備ができていることを示す) のを待ちます。システムに緑色の LED インジケータライトがない場合は、ファームウェアの起動が正常に完了するまで 1 分から 2 分待ちます。