10.2. CLI の使用による AMI イメージの AWS へのアップロード
RHEL Image Builder を使用して ami
イメージをビルドし、CLI を使用してそれらを Amazon AWS Cloud サービスプロバイダーに直接プッシュできます。
手順
テキストエディターを使用して、次の内容の設定ファイルを作成します。
provider = "aws" [settings] accessKeyID = "AWS_ACCESS_KEY_ID" secretAccessKey = "AWS_SECRET_ACCESS_KEY" bucket = "AWS_BUCKET" region = "AWS_REGION" key = "IMAGE_KEY"
フィールドの値を
accessKeyID
、secretAccessKey
、bucket
、およびregion
の認証情報に置き換えます。IMAGE_KEY
値は、EC2 にアップロードする仮想マシンイメージの名前です。- ファイルを CONFIGURATION-FILE.toml として保存し、テキストエディターを閉じます。
Compose を開始して AWS にアップロードします。
# composer-cli compose start blueprint-name image-type image-key configuration-file.toml
以下を置き換えます。
- blueprint-name は、作成したブループリントの名前に置き換えます。
-
blueprint-name は、
ami
イメージタイプに置き換えます。 - image-key は、EC2 にアップロードする仮想マシンイメージの名前に置き換えます。
configuration-file.toml は、クラウドプロバイダーの設定ファイルの名前に置き換えます。
注記カスタマイズしたイメージの送信先となるバケットの正しい AWS Identity and Access Management (IAM) 設定が必要です。イメージをアップロードする前にバケットにポリシーを設定しておく必要があります。
イメージビルドのステータスを確認します。
# composer-cli compose status
イメージのアップロードプロセスが完了すると、FINISHED ステータスが表示されます。
検証
イメージのアップロードが成功したことを確認するには、以下を行います。
-
メニューで EC2 にアクセスし、AWS コンソールで正しいリージョンを選択します。イメージが正常にアップロードされたことを示すには、イメージが
available
ステータスになっている必要があります。 - ダッシュボードでイメージを選択し、 をクリックします。