第9章 XA トランザクションを使用した Spring Boot での Camel サービスの実行


Spring Boot Camel XA トランザクションクイックスタートは、2 つの外部トランザクションリソースである JMS リソース (AーMQ) およびデータベース (PostgreSQL) にて XA トランザクションをサポートする Spring Boot で Camel サービスを実行する方法を実証します。これらの外部リソースは OpenShift によって提供され、このクイックスタートを実行する前に起動する必要があります。

9.1. StatefulSet リソース

このクイックスタートは OpenShift StatefulSet リソースを使用してトランザクションマネージャーの一意性を保証します。トランザクションログの保存には PersistentVolume が必要になります。アプリケーションは、StatefulSet リソースのスケーリングをサポートします。各インスタンスには独自の in-process リカバリーマネージャーがあります。特別なコントローラーは、アプリケーションがスケールダウンした場合に、終了されたすべてのインスタンスが作業をすべて適切に完了するようにし、保留中のトランザクションが残されないようにします。リカバリーマネージャーが保留中の作業を終了前にすべてフラッシュできない場合、スケールダウン操作はコントローラーによってロールバックされます。このクイックスタートは Spring Boot Narayana リカバリーコントローラーを使用します。

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