2.6. Fuse on OpenShift のメータリングの使用
OCP 4 で利用可能なメータリングツールを使用して、異なるデータソースからメータリングレポートを生成できます。クラスター管理者として、メータリングを使用してクラスターの内容を分析できます。独自のクエリーを作成するか、事前定義 SQL クエリーを使用して、利用可能な異なるデータソースからデータを処理する方法を定義できます。Prometheus をデフォルトのデータソースとして使用すると、Pod、namespace、およびその他ほとんどの Kubernetes リソースのレポートを生成できます。メータリングツールを使用するには、最初にメータリング Operator を OpenShift Container Platform 4.x にインストールし、設定する必要があります。メータリングに関する詳細は メータリング を参照してください。
Fuse on OpenShift のメータリングは IBM Power Systems および IBM Z ではサポートされません。
2.6.1. メータリングリソース
メータリングには、メータリングのデプロイメントやインストール、およびメータリングが提供するレポート機能を管理するために使用できるリソースが多数含まれています。メータリングは以下の CustomResourceDefinition (CRD) を使用して管理されます。
名前 | 説明 |
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MeteringConfig | デプロイメントのメータリングスタックを設定します。メータリング スタックを設定する各コンポーネントを制御するカスタマイズおよび設定オプションが含まれます。 |
Report | 使用するクエリー、クエリーを実行するタイミングおよび頻度、および結果を保存する場所を制御します。 |
ReportQuery | ReportDataSource 内に含まれるデータに対して分析を実行するために使用される SQL クエリーが含まれます。 |
ReportDataSource | ReportQuery および Report で利用可能なデータを制御します。メータリング内で使用できるように複数の異なるデータベースへのアクセスの設定を可能にします。 |
2.6.2. Fuse on OpenShift のメータリングラベル
ラベル | 使用できる値 |
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