第26章 エクスチェンジプロパティー


概要

Exchange Property 言語は、エクスチェンジプロパティーにアクセスする便利な方法を提供します。エクスチェンジプロパティー名の 1 つに一致するキーを指定すると、Exchange Property 言語は対応する値を返します。

Exchange Property 言語は camel-core の一部です。

XML の例

たとえば、listOfEndpoints エクスチェンジプロパティーに Recipient List が含まれる場合に Recipient List パターンを実装するには、以下のようにルートを定義できます。

<camelContext>
  <route>
    <from uri="direct:a"/>
    <recipientList>
      <exchangeProperty>listOfEndpoints</exchangeProperty>
    </recipientList>
  </route>
</camelContext>

Java の例

以下のように、同じ Recipient List を Java で実装できます。

from("direct:a").recipientList(exchangeProperty("listOfEndpoints"));
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