32.7. 述語
基本的な述語
Java DSL や XML DSL では、xpath
を述語が期待されるコンテキストで使用できます。たとえば、when()
プロセッサーや、filter()
句の引数として使用できます。
たとえば、以下のルートは、/person/city
要素に London
という値が含まれている場合にのみ受信メッセージをフィルタリングし、メッセージの通過を許可します。
from("direct:tie") .filter().xpath("/person/city = 'London'").to("file:target/messages/uk");
以下のルートは、when()
句の XPath 述語を評価します。
from("direct:tie") .choice() .when(xpath("/person/city = 'London'")).to("file:target/messages/uk") .otherwise().to("file:target/messages/others");
XPath 述語演算子
XPath 言語は、表32.2「XPath 言語の演算子」 に示されているように、標準の XPath 述語演算子をサポートしています。
演算子 | 説明 |
---|---|
| 等しい |
| 等しくない。 |
| より大きい |
| より大きいか等しいか。 |
| より小さい |
| より小さいか等しいか。 |
| 2 つの述語を論理 積 で組み合わせます。 |
| 2 つの述語を論理 和 で組み合わせます。 |
| 述語の引数を否定にします。 |