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10.8. Validate

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概要

Validate パターンは、メッセージの内容が有効かどうかをチェックする便利な構文を提供します。validate DSL コマンドは、唯一の引数として述語式を取ります。述語が true と評価されると、ルートは正常に処理を継続します。述語が false と評価されると、PredicateValidationException が出力されます。

Java DSL の例

以下のルートは、正規表現を使用して現在のメッセージのボディーを検証します。

from("jms:queue:incoming")
  .validate(body(String.class).regex("^\\w{10}\\,\\d{2}\\,\\w{24}$"))
  .to("bean:MyServiceBean.processLine");

メッセージヘッダーを検証することもできます。以下に例を示します。

from("jms:queue:incoming")
  .validate(header("bar").isGreaterThan(100))
  .to("bean:MyServiceBean.processLine");

また、Simple 式言語で検証を使用できます。

from("jms:queue:incoming")
  .validate(simple("${in.header.bar} == 100"))
  .to("bean:MyServiceBean.processLine");

XML DSL の例

XML DSL で検証を使用するには、Simple 式言語を使用することが推奨されます。

<route>
  <from uri="jms:queue:incoming"/>
  <validate>
    <simple>${body} regex ^\\w{10}\\,\\d{2}\\,\\w{24}$</simple>
  </validate>
  <beanRef ref="myServiceBean" method="processLine"/>
</route>

<bean id="myServiceBean" class="com.mycompany.MyServiceBean"/>

メッセージヘッダーを検証することもできます。以下に例を示します。

<route>
  <from uri="jms:queue:incoming"/>
  <validate>
    <simple>${in.header.bar} == 100</simple>
  </validate>
  <beanRef ref="myServiceBean" method="processLine"/>
</route>

<bean id="myServiceBean" class="com.mycompany.MyServiceBean"/>
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