20.3. WS-Addressing の有効化


概要

WS-Addressing を有効にするには、WS-Addressing インターセプターをインバウンドおよびアウトバウンドインターセプターチェーンに追加する必要があります。これは、次のいずれかの方法で行われます。

  • Apache CXF の機能
  • RMAssertion と WS-Policy フレームワーク
  • WS-Addressing 機能でのポリシーアサーションの使用

機能としての WS-Addressing の追加

WS-Addressing を有効にするには、例20.1「client.xml およびクライアント設定への WS-Addressing 機能の追加」例20.2「server.xml およびサーバー設定への WS-Addressing 機能の追加」 それぞれで示されるように WS-Addressing 機能をクライアントとサーバー設定に追加します。

例20.1 client.xml およびクライアント設定への WS-Addressing 機能の追加

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<beans xmlns="http://www.springframework.org/schema/beans"
       xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
       xmlns:jaxws="http://cxf.apache.org/jaxws"
       xmlns:wsa="http://cxf.apache.org/ws/addressing"
       xsi:schemaLocation="
          http://www.springframework.org/schema/beans
          http://www.springframework.org/schema/beans/spring-beans.xsd
          http://cxf.apache.org/ws/addressing
          http://cxf.apache.org/schemas/ws-addr-conf.xsd">

    <jaxws:client ...>
        <jaxws:features>
            <wsa:addressing/>
        </jaxws:features>
    </jaxws:client>
</beans>

例20.2 server.xml およびサーバー設定への WS-Addressing 機能の追加

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<beans xmlns="http://www.springframework.org/schema/beans"
       xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
       xmlns:jaxws="http://cxf.apache.org/jaxws"
       xmlns:wsa="http://cxf.apache.org/ws/addressing"
       xsi:schemaLocation="
http://www.springframework.org/schema/beans http://www.springframework.org/schema/beans/spring-beans.xsd">

    <jaxws:endpoint ...>
        <jaxws:features>
            <wsa:addressing/>
        </jaxws:features>
    </jaxws:endpoint>
</beans>
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