25.5. コンシューマーのビジネスロジックの実装
概要
リモートエンドポイントのサービスプロキシーをインスタンス化すると、ローカルオブジェクトであるかのようにそのメソッドを呼び出すことができます。リモートメソッドが完了するまで、呼び出しはブロックされます。
メソッドに @OneWay
アノテーションが付けられている場合、呼び出しは即座に返します。
例
例25.7「WSDL コントラクトなしで実装されたコンシューマー」 は、例24.7「完全にアノテーションが付けられた SEI」 で定義されたサービスのコンシューマーを示しています。
例25.7 WSDL コントラクトなしで実装されたコンシューマー
package com.fusesource.demo; import java.io.File; import java.net.URL; import javax.xml.namespace.QName; import javax.xml.ws.Service; public class Client { public static void main(String args[]) { QName serviceName = new QName("http://demo.eric.org", "stockQuoteReporter"); Service s = Service.create(serviceName); QName portName = new QName("http://demo.eric.org", "stockQuoteReporterPort"); s.addPort(portName, "http://schemas.xmlsoap.org/soap/", "http://localhost:9000/EricStockQuote"); quoteReporter proxy = s.getPort(portName, quoteReporter.class); Quote quote = proxy.getQuote("ALPHA"); System.out.println("Stock "+quote.getID()+" is worth "+quote.getVal()+" as of "+quote.getTime()); } }
例25.7「WSDL コントラクトなしで実装されたコンシューマー」 のコードは、以下を行います。
Service
オブジェクトを作成します。
エンドポイント定義を Service
オブジェクトに追加します。
Service
オブジェクトからサービスプロキシーを取得します。
サービスプロキシーで操作を呼び出します。