第246章 Olingo4 コンポーネント


Camel バージョン 2.19 以降で利用可能

Olingo4 コンポーネントは、Apache Olingo バージョン 4.0 API を使用して、OData 4.0 準拠のサービスと対話します。バージョン 4.0 以降、OData は OASIS 標準であり、多くの一般的なオープンソースおよび商用ベンダーと製品がこのプロトコルをサポートしています。サポートされている製品のサンプルリストは、OData の Web サイト にあります。

Olingo4 コンポーネントは、カスタムおよび OData システムクエリーパラメーターを使用して、エンティティーセット、エンティティー、単純および複雑なプロパティー、カウントの読み取りをサポートします。エンティティーとプロパティーの更新をサポートしています。また、クエリーと変更リクエストを単一の OData バッチ操作として送信することもサポートしています。 

このコンポーネントは、OData サービス接続用の HTTP 接続パラメーターとヘッダーの設定をサポートしています。これにより、ターゲット OData サービスで必要な SSL、OAuth2.0 などの使用を設定できます。 

Maven ユーザーは、このコンポーネントの pom.xml に以下の依存関係を追加する必要があります。

    <dependency>
        <groupId>org.apache.camel</groupId>
        <artifactId>camel-olingo4</artifactId>
        <version>x.x.x</version>
        <!-- use the same version as your Camel core version -->
    </dependency>

246.1. URI 形式

    olingo4://endpoint/<resource-path>?[options]
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