第9章 Camel K コマンドリファレンス


本章では、Camel K コマンドラインインターフェース (CLI) の参考情報と、kamel コマンドの使用例を紹介します。本章では、ランタイムで実行される Camel K インテグレーションソースファイルで指定できる Camel K モードラインオプションの参考情報も提供します。

本章には、以下が含まれます。

9.1. Camel K コマンドライン

Camel K CLI は、OpenShift で Camel K インテグレーションを実行するためのメインエントリーポイントとして kamel コマンドを提供します。ここでは、最も一般的に使用される kamel コマンドの詳細を説明します。

表9.1 kamel コマンド
名前説明

help

利用可能なコマンドの完全リストを取得します。詳細は、各コマンドのパラメーターとして --help を入力します。

  • kamel help
  • kamel run --help

init

Java、XML、または YAML に実装された空の Camel K ファイルを初期化します。

kamel init MyIntegration.java

run

OpenShift でインテグレーションを実行します。

kamel run MyIntegration.java

debug

ローカルデバッガーを使用してリモートインテグレーションをデバッグします。

kamel debug my-integration

get

OpenShift にデプロイされたインテグレーションを取得します。

kamel get

describe

Camel K リソースの詳細情報を取得します。これには、integrationkit、または platform が含まれます。

kamel describe integration my-integration

log

実行中のインテグレーションのログを出力します。

kamel log my-integration

delete

OpenShift にデプロイされたインテグレーションを削除します。

kamel delete my-integration

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