2.2.5.2. QoS スペックの作成と設定
管理者は、「QoS スペック」の表で QoS スペックの作成および設定を行うことができます。同じ QoS スペックには、複数のキー/値のペアを関連付けることができます。
- Dashboard に管理ユーザーとしてログインして 管理 > ボリューム > ボリューム種別 を選択します。
- QoS スペック の表で QoS スペックの作成 をクリックします。
- QoS スペック の名前を入力します。
使用者 フィールドで、QoS ポリシーを適用する対象を指定します。
表2.1 使用者の種別 種別 説明 back-end
QoS ポリシーが Block Storage バックエンドに適用されます。
front-end
QoS ポリシーが Compute に適用されます。
both
QoS ポリシーが Block Storage と Compute の両方に適用されます。
- 作成 をクリックします。新規 QoS スペックが QoS スペック の表に表示されるはずです。
- QoS スペック の表で、新規スペックの スペックの管理 アクションを選択します。
作成 をクリックして キー と 値 を指定します。キーと値のペアは有効である必要があります。有効でない場合には、ボリュームの作成時に、この QoS スペックに関連付けられたボリューム種別を指定するとエラーが発生してしまいます。
たとえば、読み取りの IOPS 上限を
500
に設定するには、以下のキー/値のペアを使用します。read_iops_sec=500
- Create をクリックします。関連付けられた設定 (キー/値のペア) が キーと値のペア の表に表示されます。