2.3. ボリュームの基本的な使用方法と設定


以下の手順で、基本的なエンドユーザー向けのボリューム管理方法について説明します。これらの手順には管理者の権限は必要ありません。

2.3.1. ボリュームの作成

重要

デフォルトでは、1 つのプロジェクトで作成可能な最大のボリューム数は 10 です。

手順

  1. Dashboard で プロジェクト > コンピュート > ボリューム を選択します。
  2. ボリュームの作成 をクリックして、以下のフィールドを編集します。

    フィールド説明

    ボリューム名

    ボリュームの名前

    説明

    ボリュームの簡単な説明 (オプション)

    オプションのボリューム種別 (「グループボリューム設定とボリューム種別」を参照)

    複数の Block Storage バックエンドがある場合には、このフィールドを使用して特定のバックエンドを選択します。「ボリュームを作成するバックエンドの指定」を参照してください。

    容量 (GB)

    ボリュームの容量 (ギガバイト単位)

    アベイラビリティーゾーン

    アベイラビリティーゾーン (論理サーバーグループ) は、ホストアグリゲートと併せて、OpenStack 内のリソースを分離する一般的な方法です。アベイラビリティーゾーンは、インストール中に定義されます。アベイラビリティーゾーンとホスト アグリゲートについてのさらに詳しい説明は、「ホストアグリゲートの管理 」を参照してください。

  3. ボリュームソース を指定します。

    ソース説明

    ソースの指定なし (空のボリューム)

    ボリュームは空で、ファイルシステムやパーティションテーブルは含まれません。

    スナップショット

    既存のスナップショットをボリュームソースとして使用します。このオプションを選択すると、スナップショットをソースとして使用する の一覧が新たに表示され、スナップショットを選択できるようになります。ボリュームのスナップショットについての詳しい情報は、「ボリュームスナップショットの作成、使用、削除」を参照してください。

    Image

    既存のイメージをボリュームソースとして使用します。このオプションを選択すると、スナップショットをソースとして使用する の一覧が新たに表示され、イメージを選択できるようになります。

    ボリューム

    既存のボリュームをボリュームソースとして使用します。このオプションを選択すると、スナップショットをソースとして使用する の一覧が新たに表示され、ボリュームを選択できるようになります。

  4. ボリュームの作成 をクリックします。ボリュームが作成されると、ボリューム の表に名前が表示されます。

後ほどボリュームの種別を変更することも可能です。詳細は、「ボリューム種別の変更」を参照してください。

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