3.10.3. 機能拡張
Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) の本リリースでは、以下の機能拡張が提供されています。
- BZ#1759007
- マルチセル環境のアップグレードがサポートされるようになりました。
- BZ#1813561
- 今回の更新により、負荷分散サービス (octavia) は、Transport Layer Security (TLS) で有効になっているリスナーおよびプールに対して Application Layer Protocol Negotiation (ALPN) を使用することで、HTTP/2 負荷分散をサポートします。HTTP/2 プロトコルは、ページの読み込みを高速化することでパフォーマンスを向上させます。
- BZ#1816766
- この機能拡張により、圧縮イメージを Image サービス (glance) にアップロードするためのサポートが追加されました。イメージ展開プラグインを使用すると、ホスト上のイメージのアップロード時間とストレージ消費量を削減し、ネットワーク帯域幅を最適化できます。
- BZ#2222699
この更新により、OVS メカニズムドライバーから OVN メカニズムドライバーへの移行後、VXLAN から Geneve に変更されたテナントネットワークに間違った MTU 値が設定されるバグが修正されます。この更新の前は、
cloud-initパッケージが DHCP サーバーによって正しく設定された値をオーバーライドしていました。たとえば、VXLAN を使用する OVS メカニズムドライバーから、1442 MTU の Geneve を使用する OVN メカニズムドライバーに移行すると、cloud-init が MTU を 1500 にリセットしていました。
この更新により、DHCP サーバーによって設定された値が維持されるようになりました。
- BZ#2233695
- この機能拡張により、FlexVol プールを使用する iSCSI、FC、および NFS ドライバーで、スナップショットへの復元機能がサポートされるようになりました。制限事項: この機能は FlexGroup をサポートしません。また、Block Storage ボリュームの復元先のスナップショットを、最新のものに限定することもできます。
- BZ#2237500
-
この更新により、
openstack-tripleo-validationsによって生成されるエラーメッセージが明確になりました。以前は、検証の実行時にホストが検出されなかった場合、このコマンドはステータスを FAILED と報告していました。現在は、ステータスを SKIPPED と報告します。