第9章 GitHub ビルドトリガータグの設定
Red Hat Quay は、GitHub または GitHub Enterprise をイメージのビルドのトリガーとして使用することをサポートします。これを設定していない場合は、Red Hat Quay でビルドサポートを有効にしてください。
9.1. ビルドトリガーのタグの名前付けについて
Red Hat Quay 3.3 より前のリリースでは、ビルドトリガーで作成されるイメージの命名方法は制限されていました。ビルドトリガーでビルドされたイメージには以下を使用して名前が付けられまう。
- 変更でトリガーを起動したブランチまたはタグを使用する
-
デフォルトのブランチを使用するイメージに
latest
タグを使用する
Red Hat Quay 3.3 以降では、イメージタグの設定方法がより柔軟になりました。最初にカスタムタグを入力し、それぞれのビルドされるイメージのタグとして任意の文字の文字列を割り当てることができます。ただし、代わりに、以下のタグテンプレートを使用して、各コミットの情報でイメージをタグ付けすることもでき
- ${commit_info.short_sha}: コミットの短い SHA
- ${commit_info.date}: コミットのタイムスタンプ
- ${commit_info.author}: コミットの作成者
- ${commit_info.committer}: コミットの作成者
- ${parsed_ref.branch}: ブランチ名
以下の手順では、ビルドトリガーにタグ付けを設定する方法を説明します。