4.2. リポジトリーログのエクスポート
多数のログファイルを取得し、それらを Red Hat Quay データベース外に保存できるようにするには、「Export Logs」機能を使用できます。以下は、「Export Logs」について知っておく必要があるいくつかの点になります。
- リポジトリーから収集するログの日付範囲を選択できます。
- ログをメールの添付ファイルとして送信するか、コールバック URL に送信するかについてリクエストできます。
- ログをエクスポートするには、リポジトリーまたは namespace への Admin 権限が必要です。
- 1 度に最大 30 日間のログデータをエクスポートできます
- 「Export Logs」機能は、以前に生成されたログデータのみを収集します。ロギングデータのストリーミングは行われません。
- Red Hat Quay インスタンスは、この機能の外部ストレージ用に設定される必要があります(ローカルストレージは機能しません)。
- ログが収集され、利用可能になったら、保存する必要がある場合はそのデータをすぐにコピーする必要があります。デフォルトでは、データは 1 時間後に期限切れになります。
Export Logs 機能を使用するには、以下を実行します。
- Admin 権限のあるリポジトリーを選択します。
- 左側の列から「Usage Logs」アイコンを選択します。「Usage Logs」画面が表示されます。
- 収集するログエントリーの起点 (From) および日付の範囲を選択します。
「Export Logs」ボタンを選択します。以下に示すように、「Export Usage Logs」ポップアップが表示されます。
- エクスポートされたログの受信に使用するメールアドレスまたはコールバック URL を入力します。コールバック URL には、webhook.site などの場所への URL を使用できます。
- 「Start Logs Export」を選択します。これにより、Red Hat Quay が選択したログエントリーの収集を開始します。収集されるロギングデータの量によっては、完了までに 1 分から 1 時間の時間がかかる場合があります。
ログのエクスポートが完了したら、以下のいずれかを行います。
- 要求したエクスポートされたログエントリーの利用可能性について警告するメールを受信します。
- Webhook URL からのログエクスポート要求の正常なステータスが表示されます。エクスポートされたデータへのリンクを選択して、ログをダウンロードできます。
URL は Red Hat Quay 外部ストレージ内の場所をポイントし、1 時間以内に期限切れになるように設定される点に留意してください。したがって、保持する必要がある場合は、エクスポートされたログを有効期限になる前にコピーしてください。