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12.3. AWS STS を使用するための Red Hat Quay の設定

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AWS STS を使用するために Red Hat Quay config.yaml ファイルを編集するには、次の手順に従います。

手順

  1. Red Hat Quay の config.yaml ファイルを更新して、次の情報を追加します。

    # ...
    DISTRIBUTED_STORAGE_CONFIG:
       default:
        - STSS3Storage
        - sts_role_arn: <role_arn> 1
          s3_bucket: <s3_bucket_name> 2
          storage_path: <storage_path> 3
          s3_region: <region> 4
          sts_user_access_key: <s3_user_access_key> 5
          sts_user_secret_key: <s3_user_secret_key> 6
    # ...
    1
    AWS STS を設定するときに必要な、一意の Amazon Resource Name (ARN)
    2
    S3 バケットの名前。
    3
    データのストレージパス。通常は /datastorage です。
    4
    オプション: Amazon Web Services のリージョン。デフォルトは us-east-1 です。
    5
    AWS STS を設定するときに必要な、生成された AWS S3 ユーザーアクセスキー。
    6
    AWS STS を設定するときに必要な、生成された AWS S3 ユーザー秘密鍵。
  2. Red Hat Quay デプロイメントを再起動します。

検証

  1. リポジトリーにプッシュされるサンプルイメージ (例: busybox) にタグを付けます。以下に例を示します。

    $ podman tag docker.io/library/busybox <quay-server.example.com>/<organization_name>/busybox:test
  2. 次のコマンドを実行して、サンプルイメージをプッシュします。

    $ podman push <quay-server.example.com>/<organization_name>/busybox:test
  3. Red Hat Quay registry Tags でイメージをプッシュした Organization に移動して、プッシュが成功したことを確認します。
  4. Amazon Web Services (AWS) コンソールに移動し、s3 バケットを探します。
  5. s3 バケットの名前をクリックします。
  6. Objects ページで、datastorage/ をクリックします。
  7. datastorage/ ページには、次のリソースが表示されます。

    • sha256/
    • uploads/

      これらのリソースは、プッシュが成功し、AWS STS が適切に設定されていることを示しています。

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