A.5.2. Linux::ディスク IO スループット
Linux::ディスク IO スループットのプローブは、特定ディスクを監視して次のような指標を収集します。
- 読み込みレート - 毎秒読み込まれる KB 単位のデータ量です。
- 書き込みレート - 毎秒書き込まれる KB 単位のデータ量です。
入力が必要な ディスクの番号またはディスク名 フィールドの値を取得するには、監視するシステムで
iostat
を実行して目的のディスクに割り当てられている名前を確認します。デフォルト値の 0
の場合は通常、システムに直接接続された 1 番目のハードドライブからの統計値が得られます。
要件 - このプローブを実行するには Red Hat Network モニタリングデーモン (
rhnmd
) が監視しているシステムで実行されていなければなりません。また、ディスクの番号またはディスク名 パラメータが iostat
コマンドを実行すると表示される形式と一致していなければなりません。この形式が同一でないと設定されたプローブは「不明」(UNKNOWN) 状態になります。
フィールド | 値 |
---|---|
ディスクの番号またはディスク名* | 0 |
タイムアウト* | 15 |
重大レベルの最大読み込みデータ量 KB /秒 (Critical Maximum KB read/second) | |
警告レベルの最大読み込みデータ量 KB /秒 (Warning Maximum KB read/second) | |
警告レベルの最小読み込みデータ量 KB /秒 (Warning Minimum KB read/second) | |
重大レベルの最小読み込みデータ量 KB /秒 (Critical Minimum KB read/second) | |
重大レベルの最大書き込みデータ量 KB /秒 (Critical Maximum KB written/second) | |
警告レベルの最大書き込みデータ量 KB /秒 (Warning Maximum KB written/second) | |
警告レベルの最小書き込みデータ量 KB /秒 (Warning Minimum KB written/second) | |
重大レベルの最小書き込みデータ量 KB /秒 (Critical Minimum KB written/second) |