A.10.9. Red Hat Satellite::プロセスの健全性


Red Hat Satellite::プロセスの健全性のプローブはお客様によって指定されたプロセスを監視して次のような指標を収集します。
  • CPU 使用率 - 特定プロセスの CPU 使用率を示します。
  • 子プロセスのグループ - 指定した親プロセスから生まれた子プロセスの数です。子プロセスは親プロセスからファイルを開くなどその属性のほとんどを引き継ぎます。
  • スレッド - 特定プロセスの実行中スレッドの数です。スレッドとは CPU 使用の基本ユニットで、プログラムカウンタ、レジスタセットおよびスタックスペースで構成されます。また、スレッドは軽量プロセスとも呼ばれています。
  • 使用中の物理メモリ - 指定プロセスによって使用されている物理メモリ量をキロバイトで示します。
  • 使用中の仮想メモリ - 指定したプロセスが使用している仮想メモリ量をキロバイトで示します。または、実物メモリと swap にあるプロセスのサイズを示します。
コマンド名またはプロセスの ID (PID) でプロセスを指定します。PID を入力するとコマンド名の入力は無効になります。コマンド名ないしは PID が入力されていないと、エラーの Command not found が表示されプローブが 「重大」(CRITICAL) 状態に設定されます。
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表A.71 Red Hat Satellite::プロセスの健全性の設定
フィールド
コマンド名
プロセス ID (PID) ファイル
タイムアウト* 15
重大レベルの最大 CPU 使用量 (Critical Maximum CPU Usage)
警告レベルの最大 CPU 使用量 (Warning Maximum CPU Usage)
重大レベルの最大子プロセスグループ数 (Critical Maximum Child Process Groups)
警告レベルの最大子プロセスグループ数 (Warning Maximum Child Process Groups)
重大レベルの最大スレッド数 (Critical Maximum Threads)
警告レベルの最大スレッド数 (Warning Maximum Threads)
重大レベルの最大物理メモリ使用量 (Critical Maximum Physical Memory Used)
警告レベルの最大物理メモリ使用量 (Warning Maximum Physical Memory Used)
重大レベルの最大仮想メモリ使用量 (Critical Maximum Virtual Memory Used)
警告レベルの最大仮想メモリ使用量 (Warning Maximum Virtual Memory Used)
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