A.2. Apache 1.3.x および 2.0.x


本セクション内のプローブは Apache Web server のインスタンスに適用することができます。デフォルト値は標準の HTTP を使用してプローブを適用することを想定していますが、アプリケーションのプロトコルとポートをそれぞれ https443 に変更して安全な接続でプローブを使用することもできます。

A.2.1. Apache::プロセス

「Apache::プロセス」プローブは Apache Web server で実行されるプロセスを監視して次のような指標を収集します。
  • 子プロセス毎に転送されたデータ - 子プロセスそれぞれでのデータ転送情報を記録します。子プロセスとは親プロセスまたは別のプロセスから生成されたプロセスのことです。
  • スロットごとに転送されたデータ - 再起動する子プロセスによって転送された累積データ量です。スロット数は MaxRequestsPerChild 設定を使って httpd.conf ファイルで設定されます。
このプローブが正常に作動するためには、Web サーバーの httpd.conf ファイル内 ExtendedStatus ディレクティブが On に設定されていなければなりません。
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表A.1 「Apache::プロセス」の設定
フィールド
アプリケーションプロトコル* http
ポート* 80
パス名* /server-status
ユーザーエージェント* NOCpulse-ApacheUptime/1.0
ユーザー名
パスワード
タイムアウト* 15
子プロセスごとの重大レベル最大転送メガバイト数 (Critical Maximum Megabytes Transferred Per Child)
子プロセスごとの警告レベル最大転送メガバイト数 (Warning Maximum Megabytes Transferred Per Child)
スロットごとの重大レベル最大転送メガバイト数 (Critical Maximum Megabytes Transferred Per Slot)
スロットごとの警告レベル最大転送メガバイト数 (Warning Maximum Megabytes Transferred Per Slot)
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