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1.2. アップグレードパス

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Red Hat Satellite 6.9 から Red Hat Satellite 6.10 にアップグレードできます。以前のバージョンの Satellite Server と Capsule Server は、先に Satellite 6.9 にアップグレードする必要があります。詳細は、Satellite 6.9 の Upgrading and Updating Red Hat Satellite を参照してください。

図1.1 Satellite 6.10 アップグレードパスの概要

Satellite 6.10 アップグレードパスの概要
警告

ベータから GA バージョンへのアップグレードはサポートされていません。

以下は、Satellite 6.10 にアップグレードする手順の概要です。

  1. 既存の Satellite Server をクローンします。詳細は、2章Satellite Server のクローン を参照してください。
  2. Satellite Server と全 Capsule Server を Satellite 6.10 にアップグレードします。詳細は、「Satellite Server のアップグレード」 を参照してください。
  3. すべての Satellite クライアントで、Satellite Tools 6.10 にアップグレードします。詳細は、「Satellite クライアントのアップグレード」 を参照してください。

Satellite を将来のバージョンにアップグレードする際の留意事項

Satellite Server での Pulp 3 へのアップグレードが含まれる、Satellite 6.10 へのアップグレードを開始する前に、Pulp コンテンツの事前移行を完了することを強く推奨します。6.9 で移行を実行しないと、すべて 6.10 へのアップグレード中実行されます。コンテンツの設定が小さい場合や、長いダウンタイムが許容できる場合は、事前移行なしに次に進むことができます。

Capsule の場合は、アップグレードするのではなく、新しい 6.10 Capsule のデプロイを選択できます。

Satellite 6.11 以降のアップグレードでは、Satellite Server および Capsule で、オペレーティングシステムを RHEL 7 から RHEL 8 にアップグレードする必要があります。オペレーティングシステムはインプレースまたはクローン作成プロセスを通じてアップグレードできます。後者には、すべてのデータ、設定、および同期コンテンツの移行が含まれます。

注記

Pulp 2 から Pulp 3 へのアップグレードは回避し、Pulp 3 の変更が原因で新しい Satellite 6.10 インフラストラクチャーをデプロイする場合は、Satellite 6.11 を RHEL 8 で直接デプロイするまで待つことができます。

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