9.6. Satellite で利用可能な事前定義済みロール
以下の表は、Satellite で事前定義されたロールがユーザーに付与するパーミッションの概要を示しています。
事前定義されたロールが付与するパーミッションのセットを正確に表示するには、Satellite Web UI でロールを特権ユーザーとして表示します。詳細は、「ロールのパーミションの表示」 を参照してください。
ロール | ロールが提供するパーミッション |
---|---|
Access Insights Admin | Insights のルールを追加して編集します。 |
Access Insights Viewer | Insight レポートを表示します。 |
Ansible Roles Manager | ホストおよびホストグループでのロールのプレイ。Ansible ロールを表示、破棄、およびインポートします。Ansible 変数を表示、編集、作成、破棄、およびインポートします。 |
Ansible Tower Inventory Reader | ファクト、ホスト、およびホストグループを表示します。 |
Bookmarks manager | ブックマークを作成、編集、削除します。 |
Boot disk access | 起動ディスクをダウンロードします。 |
Compliance manager | SCAP コンテンツファイル、コンプライアンスポリシー、テーラリングファイルの表示、作成、編集、破棄を行います。コンプライアンスレポートを表示します。 |
Compliance viewer | コンプライアンスレポートを表示します。 |
Create ARF report | コンプライアンスレポートを作成します。 |
Default role | 他のロールに関係なく、各ユーザーに与えられる一連のパーミッション。 |
Discovery Manager | 検出されたホストを表示、プロビジョニング、編集、および破棄し、検出ルールを管理します。 |
Discovery Reader | ホストと検出ルールを表示します。 |
Edit hosts | ホストを表示、作成、編集、破棄、および構築します。 |
Edit partition tables | パーティションテーブルを表示、作成、編集、および破棄します。 |
Manager | グローバル設定を表示および編集します。 |
Organization admin | 組織を管理するパーミッションを除くすべてのパーミッション。 組織ごとに定義された管理者ロール。このロールでは、他の組織のリソースは表示できません。 このロールのクローンを作成して組織を割り当てると、その組織の管理をユーザーに委譲できます。 |
Red Hat Access Logs | ログビューアーとログを表示します。 |
Remote Execution Manager | インフラストラクチャージョブを実行するパーミッションを持つロールを制御します。 |
Remote Execution User | ホストに対してリモート実行ジョブを実行します。 |
Site manager | Manager ロールの制限バージョン。 |
システム管理者 |
このロールが指定されたユーザーは、ユーザーを作成したり、そのユーザーに全ロールを割り当てたりできます。そのため、このロールは信頼できるユーザーにのみ付与してください。 |
Tasks manager | Satellite タスクを表示および編集します。 |
Tasks reader | Satellite タスクの表示のみが可能なロール。 |
Viewer | Satellite 構造、ログ、レポートおよび統計の各要素の設定を表示できる機能を提供する受動的なロール。 |
View hosts | ホストの表示のみが可能なロール。 |
Virt-who Manager | 完全な virt-who パーミッションのあるロール。 |
Virt-who Reporter | virt-who が生成したレポートを Satellite にアップロードできます。virt-who を手動で設定して、限定的な virt-who パーミッションを持つユーザーロールが必要な場合に使用できます。 |
Virt-who Viewer | virt-who 設定の表示ができます。このロールでは、既存の virt-who 設定 を使用した virt-who インスタンスのデプロイができます。 |