第3章 コマンド
3.1. RHEVM への接続 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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3.1.1. RHEVM への接続 (connect) リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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connect
コマンドは、Red Hat Enterprise Virtualization Manager に接続します。.rhevmshellrc
ファイルでは Red Hat Enterprise Virtualization Manager へ接続するための URL、ユーザー名、認証局、パスワードを設定することができます。connect
コマンドは、ユーザーが毎回オプションを指定する必要なしに、このファイルのパラメーターを使用して Manager に接続します。
構文
connect [options]
注記
.rhevmshellrc
ファイルでユーザー名、パスワード、URL、認証局ファイルを設定した場合は、追加オプションを指定する必要はありません。
オプション | 説明 | 必須 |
---|---|---|
--url | Red Hat Enterprise Virtualization Manager の REST API への URL です。形式は https://[server]/api となります。 | はい |
--username | Red Hat Enterprise Virtualization Manager へアクセスを試行するユーザーのユーザー名およびディレクトリーサービスドメイン。形式は [username]@[domain] となります。 | はい |
--password | Red Hat Enterprise Virtualization Manager へアクセスを試行するユーザーのパスワード | はい |
--key-file | SSL 経由で接続するための鍵ファイルです。 | いいえ |
--cert-file | SSL 経由で接続するための証明書ファイルです。 | いいえ |
--ca-file | SSL 経由で接続するための認証局ファイルです。 | はい (--insecure の使用時は除く) |
--insecure | CLI から認証なしに SSL 経由で接続することができるようになります。このオプションにより、中間者 (MITM) 攻撃によるサーバーのなりすましが可能となってしまう場合があるため、細心の注意を払って使用してください。 | はい (認証局が提示されていない場合のみ) |
--filter | ユーザーのパーミッションに基づいたフィルタリングを有効にします。 | いいえ |
--port | --url の一部として指定されていない場合の REST API への接続ポート番号です。 | いいえ |
--timeout | 接続のタイムアウトの期間です。 | いいえ |
例3.1 .rhevmshellrc
が設定されていない場合の connect
の例
注記
証明書を指定せずに「--insecure」オプションを使用して証明書なしに接続することができますが、中間者攻撃によるサーバーのなりすましが可能になる場合があるため、このオプションの使用は推奨していません。
3.1.2. RHEVM からの接続解除 (disconnect) リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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disconnect
コマンドで Red Hat Enterprise Virtualization Manager への接続を解除します。
構文
disconnect
例3.2 disconnect
の例