4.5. disk


disk リソースタイプは、Red Hat Enterprise Virtualization 環境の仮想ハードディスクリソースをすべてグループ化します。
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表4.6 ディスクのパラメーター
名前タイプ説明必須ユーザーが作成可能ユーザーが更新可能
--provisioned_size
整数
ディスク用に確保したストレージ領域。ディスクの sizeprovisioned_size 未満の場合でも、この領域はディスクが使用できるように事前に割り当てられます。
はい
はい
はい
--interface
文字列
ディスクのインターフェースタイプ。idevirtio のいずれか。
はい
はい
はい
--format
文字列
下層のストレージ形式。Copy On Write (cow) は少しのパフォーマンスオーバーヘッドでスナップショットの作成が可能になります。Raw (raw) はスナップショットを作成できませんが、パフォーマンスが向上します。
はい
はい
はい
--size
整数
ディスクの実際のサイズ
いいえ
はい
はい
--sparse
ブール値
true: 物理ストレージの場合に指定します。ディスクを事前割り当てすべきではないためです。
いいえ
はい
はい
--bootable
ブール値
true: ディスクがブート可能とマークされている場合に指定します。
いいえ
はい
はい
--shareable
ブール値
true: ディスクが共有可能な場合に指定します。
いいえ
はい
はい
--allow_snapshot
ブール値
true: ディスクがスナップショットを作成できる場合に指定します。
いいえ
はい
はい
--propagate_errors
ブール値
true: ディスクエラーによって仮想マシンが一時停止せず、代わりにディスクエラーがゲスト OS に伝達される必要がある場合に指定します。
いいえ
はい
はい
--wipe_after_delete
ブール値
true: ディスクが削除される時に下層の物理ストレージがゼロ処理される必要がある場合に指定します。これにより、セキュリティーが強化されますが、より負荷の高い操作であるため、削除に要する時間が伸びる可能性があります。
いいえ
はい
はい
--storage_domains-storage_domain
コレクション
ディスク固有のストレージドメインを定義します。
いいえ
はい
いいえ
--storage_domains-storage_domain パラメーターは、以下の表に記載したサブパラメーターを使用するコレクションです。
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表4.7 --storage_domains-storage_domain parameters
名前タイプ説明
storage_domain.id|name
文字列
ディスクのストレージドメインへの参照
以下の表には、リソースベースのコマンドのその他のディスクオプションをまとめています。
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表4.8 その他のコマンドオプション
オプション説明
--vm-identifierサブリソースとして vm にディスクを追加します。
--aliasshow コマンドを使用する時にディスク名を識別します。ディスク固有のクエリーには --alias ではなく --name パラメーターを使用します。

例4.11 新規ディスクの作成

[RHEVM shell (connected)]# add disk --name MyDisk --provisioned_size 8589934592 --interface virtio --format cow
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例4.12 ストレージドメインの更新

[RHEVM shell (connected)]# update disk MyDisk --shareable true
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例4.13 ストレージドメインの削除

[RHEVM shell (connected)]# remove disk MyDisk
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以下の表には、仮想マシンのディスクリソースに対するアクションをまとめています。
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表4.9 仮想マシンディスクのアクション
アクション説明
activate仮想マシンのディスクをアクティブ化します。
deactivate仮想マシンのディスクを非アクティブ化します。
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