5.219.2. update PUT
この CDROM デバイスに関する情報を更新します。
file
属性の値を変更することにより、ディスクを変更またはイジェクトすることができます。たとえば、ディスクを挿入または変更するには、次のようなリクエストを送信します。
PUT /ovirt-engine/api/vms/123/cdroms/00000000-0000-0000-0000-000000000000
本文には、file
属性の新しい値が含まれている必要があります。
<cdrom> <file id="mycd.iso"/> </cdrom>
id
属性の値 (この例では mycd.iso
) は、アタッチされた ISO ストレージドメインで使用可能なファイルに対応している必要があります。
ディスクのイジェクトには、空の id
を持つ file
を使用します。
<cdrom> <file id=""/> </cdrom>
デフォルトでは、上記の操作は次回の起動後に仮想マシンに表示されるディスクを永続的に変更しますが、現在実行中の仮想マシンには影響しません。現在実行中の仮想マシンに表示されるディスクを変更する場合は、current=true
パラメーターを追加します。たとえば、現在のディスクを取り出すには、次のようなリクエストを送信します。
PUT /ovirt-engine/api/vms/123/cdroms/00000000-0000-0000-0000-000000000000?current=true
リクエスト本文は以下のようになります。
<cdrom> <file id=""/> </cdrom>
current=true
パラメーターで行われた変更は永続化されないため、仮想マシンの再起動後は効果がありません。
Name | タイプ | 方向 | 概要 |
---|---|---|---|
| In/Out | CDROM デバイスに関する情報。 | |
| In | 現在実行中の仮想マシンに更新を適用するか、次回の起動後の仮想マシンに適用するかを指定します。 |
5.219.2.1. current
現在実行中の仮想マシンに更新を適用するか、次回の起動後の仮想マシンに適用するかを指定します。このパラメーターはオプションであり、デフォルト値は false
です。これは、デフォルトでは次回の起動後にのみ更新が有効になることを意味します。