13.3. IBM Z でインストールを起動して LPAR に RHEL をインストールする


SFTP、FTPS、または FTP サーバーを使用して、RHEL を LPAR にインストールできます。

手順

  1. LPAR に新しいオペレーティングシステムをインストールできる十分な権限を持つユーザーとして、IBM Z Hardware Management Console (HMC) または Support Element (SE) にログインします。
  2. Systems タブで、作業するメインフレームを選択し、Partitions タブで、インストールする LPAR を選択します。
  3. 画面下部の Daily の下にある Operating System Messages を探します。Operating System Messages をダブルクリックして、Linux の起動メッセージが表示されるテキストコンソールを表示します。
  4. Load from Removable Media or Server をダブルクリックします。
  5. 次のダイアログボックスで、SFTP/FTPS/FTP Server を選択し、次の情報を入力します。

    • Host Computer - インストール元となる FTP サーバーのホスト名または IP アドレス (ftp.redhat.com など) です。
    • User ID - FTP サーバーのユーザー名または、anonymous を指定します。
    • Password - パスワード匿名でログインする場合は、メールアドレスを使用します。
    • File location (optional) - Red Hat Enterprise Linux for IBM Z を保持している FTP サーバー上のディレクトリー (例 :/rhel/s390x/)。
  6. Continue をクリックします。
  7. 続いて表示されるダイアログボックスで、generic.ins のデフォルト選択はそのままにして、Continue をクリックします。

13.3.2. 準備した DASD から RHEL インストールを起動して IBM Z LPAR にインストールする

準備された DASD を使用して、Red Hat Enterprise Linux を LPAR にインストールできます。

手順

  1. LPAR に新しいオペレーティングシステムをインストールできる十分な権限を持つユーザーとして、IBM Z Hardware Management Console (HMC) または Support Element (SE) にログインします。
  2. Systems タブで、作業するメインフレームを選択し、Partitions タブで、インストールする LPAR を選択します。
  3. 画面下部の Daily の下にある Operating System Messages を探します。Operating System Messages をダブルクリックして、Linux の起動メッセージが表示されるテキストコンソールを表示します。
  4. Load をダブルクリックします。
  5. 続いて表示されるダイアログボックスの Load typeNormal を選択します。
  6. Load address に、DASD のデバイス番号を入力します。
  7. OK ボタンをクリックします。

準備された FCP 接続 SCSI ディスクを使用して、Red Hat Enterprise Linux を LPAR にインストールできます。

手順

  1. LPAR に新しいオペレーティングシステムをインストールできる十分な権限を持つユーザーとして、IBM Z Hardware Management Console (HMC) または Support Element (SE) にログインします。
  2. Systems タブで、作業するメインフレームを選択し、Partitions タブで、インストールする LPAR を選択します。
  3. 画面下部の Daily の下にある Operating System Messages を探します。Operating System Messages をダブルクリックして、Linux の起動メッセージが表示されるテキストコンソールを表示します。
  4. Load をダブルクリックします。
  5. 続いて表示されるダイアログボックスの Load typeSCSI を選択します。
  6. Load address には、SCSI ディスクに接続している FCP チャネルのデバイス番号を入力します。
  7. World wide port name には、ディスクを含むストレージシステムの WWPN を、16 桁の 16 進数で入力します。
  8. Logical unit number には、ディスクの LUN を、16 桁の 16 進数で入力します。
  9. Boot record logical block address0 のままにしておきます。また、Operating system specific load parameters は空のままにしておきます。
  10. OK ボタンをクリックします。
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