4.2.3. ストライプ化論理ボリュームの作成
ストライプ化された論理ボリューム (LV) を使用すると、データを複数の物理ボリューム (PV) に分散できます。これは複数のディスクの帯域幅を同時に使用するため、読み書き速度が向上する可能性があります。ストライプ化 LV を作成するときは、ストライプの数とサイズを考慮することが重要です。
ストライプの数は、データが分散される PV の数です。ストライプの数を増やすと、複数のディスクを同時に利用してパフォーマンスを向上できます。
ストライプのサイズは、次のディスクに移動するまでにストライプセット内の各ディスクに書き込まれるデータチャンクのサイズです。キロバイト (KB) 単位で表されます。最適なストライプのサイズは、ワークロードとファイルシステムのブロックサイズによって異なります。デフォルトは 64KB ですが、調整可能です。
前提条件
- 管理アクセスがある。
手順
ボリュームグループの名前とサイズをリスト表示します。
# vgs -o vg_name,vg_sizeVG VSize VolumeGroupName 30.75gストライプ化 LV を作成します。
# lvcreate --stripes NumberOfStripes --stripesize StripeSize --size LogicalVolumeSize --name LogicalVolumeName VolumeGroupNameNumberOfStripes は、ストライプの数に置き換えます。StripeSize は、キロバイト単位のストライプのサイズに置き換えます。
--stripesizeは必須オプションではありません。ストライプのサイズを指定しなかった場合、デフォルトで 64 KB になります。LogicalVolumeName は、LV の名前に置き換えます。VolumeGroupName は、ボリュームグループの名前に置き換えます。
検証
ストライプ化 LV が作成されたことを確認します。
# lvs -o lv_name,seg_typeLV Type LogicalVolumeName striped