20.5. リモートディスクレスシステムの再設定
パッケージのインストール、サービスの再起動、または問題のデバッグを行う場合は、システムを再設定できます。
前提条件
-
エクスポートしたファイルシステムで
no_root_squash
オプションが有効になっている。
手順
ユーザーパスワードを変更します。
コマンドラインを /exported/root/directory に変更します。
# chroot /exported/root/directory /bin/bash
必要なユーザーのパスワードを変更します。
# passwd <username>
<username> は、パスワードを変更する実際のユーザーに置き換えます。
- コマンドラインを終了します。
リモートディスクレスシステムにソフトウェアをインストールします。
# yum install <package> --installroot=/exported/root/directory --releasever=/ --config /etc/dnf/dnf.conf --setopt=reposdir=/etc/yum.repos.d/
<package> を、インストールする実際のパッケージに置き換えます。
- 2 つの個別のエクスポートを設定して、リモートディスクレスシステムを /usr と /var に分割します。詳細は以下を参照してください。
- NFS サーバーのデプロイ