2.2. デプロイメント、データストレージ、キャッシュ
異なるサイトで実行されている 2 つの独立した Red Hat build of Keycloak デプロイメントを、低遅延のネットワーク接続で接続します。ユーザー、レルム、クライアント、オフラインセッション、およびその他のエンティティーを、2 つのサイト間で同期的にレプリケートされるデータベースに保存します。データは、ローカルキャッシュとして Red Hat build of Keycloak Infinispan キャッシュにもキャッシュされます。一方の Red Hat build of Keycloak インスタンスでデータが変更されると、そのデータがデータベース内で更新され、レプリケートされた work
キャッシュを使用して無効化メッセージが他方のサイトに送信されます。
セッション関連のデータは、Red Hat build of Keycloak の Infinispan キャッシュのレプリケートされたキャッシュに保存され、外部 Data Grid に転送されます。外部 Data Grid は、他方のサイトで同期的に実行されている外部 Data Grid に情報を転送します。外部 Data Grid のセッションデータは、Infinispan キャッシュにもキャッシュされるため、無効化にはレプリケートされた work
キャッシュの無効化メッセージが必要です。
以下の段落と図における Data Grid のデプロイへの言及は、外部 Data Grid を対象としています。