第9章 セカンダリーサイトへのフェイルオーバー
この章では、アクティブ/パッシブデプロイメントの概念 で説明されているセットアップと、アクティブ/パッシブデプロイメントのビルディングブロック で説明されているブループリントを使用した場合に、プライマリーサイトからセカンダリーサイトにフェイルオーバーする手順を説明します。
9.1. この手順を使用する状況
プライマリーサイトからセカンダリーサイトへのフェイルオーバーは、ロードバランサーで設定されたチェックに基づいて自動的に実行されます。
プライマリーサイトの状態が Data Grid で失われた場合や、同期を妨げるネットワークパーティションが発生した場合は、プライマリーサイトが再びトラフィックを処理できるように、手動の手順でプライマリーサイトを回復する必要があります。プライマリーサイトへのスイッチバック の章を参照してください。
この手動の手順が実行する前にプライマリーサイトへの自動フォールバックが行われるのを防ぐには、次の説明に従ってロードバランサーを設定して、自動フォールバックが自動的に行われないようにします。
セカンダリーサイトへの正常な切り替えについては、セカンダリーサイトへのスイッチオーバー の章の手順を参照してください。
各操作手順は、マルチサイトデプロイメント の章を参照してください。