5.5. オプション: スティッキーセッションの無効化
HAProxy によって実行される負荷分散は、OpenShift および Red Hat build of Keycloak Operator が提供するデフォルトのパススルー Ingress セットアップで実行される場合、ソースの IP アドレスに基づくスティッキーセッションを使用して実行されます。負荷テストを実行するとき、または HAProxy の前にリバースプロキシーがあるときは、1 つの Red Hat build of Keycloak Pod ですべてのリクエストを受信しないように、この設定を無効にすることができます。
Red Hat build of Keycloak カスタムリソースの spec
に次の補足設定を追加して、スティッキーセッションを無効にします。
spec: ingress: enabled: true annotations: # When running load tests, disable sticky sessions on the OpenShift HAProxy router # to avoid receiving all requests on a single Red Hat build of Keycloak Pod. haproxy.router.openshift.io/balance: roundrobin haproxy.router.openshift.io/disable_cookies: 'true'