1.5. MicroShift ネットワーキングコンポーネントおよびサービス


この簡単な概要では、MicroShift でのネットワークコンポーネントとその操作を説明します。microshift-networking RPM は、ネットワーク関連の依存関係と systemd サービスを自動的に取り込み、ネットワークを初期化するパッケージです (microshift-ovs-init systemd サービスなど)。

NetworkManager
MicroShift ノードで初期ゲートウェイブリッジをセットアップするには、NetworkManager が必要です。NetworkManager および NetworkManager-ovs RPM パッケージは、必要な設定ファイルを含む microshift-networking RPM パッケージへの依存関係としてインストールされます。MicroShift の NetworkManager は keyfile ファイルプラグインを使用し、microshift-networking RPM パッケージのインストール後に再起動されます。
microshift-ovs-init
microshift-ovs-init.service は、microshift.service に依存する systemd サービスとして、microshift-networking RPM パッケージによりインストールされます。OVS ゲートウェイブリッジを設定します。
OVN コンテナー

2 つの OVN-Kubernetes デーモンセットが MicroShift によってレンダリングおよび適用されます。

  • ovnkube-master northdnbdbsbdb、および ovnkube-master コンテナーが含まれます。
  • ovnkube-node ovnkube-node には、OVN-Controller コンテナーが含まれています。

    MicroShift の起動後、OVN-Kubernetes デーモンセットが openshift-ovn-kubernetes namespace にデプロイされます。

パッケージ

OVN-Kubernetes マニフェストと起動ロジックは MicroShift に組み込まれています。microshift-networking RPM に含まれる systemd サービスと設定は次のとおりです。

  • NetworkManager.service/etc/NetworkManager/conf.d/microshift-nm.conf
  • ovs-vswitchd.service/etc/systemd/system/ovs-vswitchd.service.d/microshift-cpuaffinity.conf
  • ovs-server.service/etc/systemd/system/ovsdb-server.service.d/microshift-cpuaffinity.conf
  • microshift-ovs-init.service/usr/bin/configure-ovs-microshift.sh
  • microshift-ovs-init.service/usr/bin/configure-ovs.sh
  • CRI-O サービスの /etc/crio/crio.conf.d/microshift-ovn.conf
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