3.5. ルートの受付ポリシーの設定


デフォルトでは、MicroShift は複数の namespace 内のルートが同じホスト名を使用することを許可します。ルートのポリシーを設定することで、namespace が異なる同じホスト名をルートが要求しないようにできます。

前提条件

  • MicroShift をインストールしている。
  • MicroShift の config.yaml ファイルが作成されている。
  • OpenShift CLI (oc) がインストールされている。

    ヒント

    MicroShift config.yaml ファイルで指定する必要のある設定をすべて同時に完了すると、システムの再起動を最小限に抑えることができます。

手順

  1. 異なる namespace 内のルートが同じホスト名を要求しないようにするには、MicroShift config.yaml ファイルで namespaceOwnership フィールドの値を Strict に更新します。以下の例を参照してください。

    config.yaml ルート受付ポリシーの例

    # ...
    ingress:
      routeAdmissionPolicy:
        namespaceOwnership: Strict 1
    # ...

    1
    異なる namespace のルートが同じホストを要求しないようにします。有効な値は Strict および InterNamespaceAllowed です。カスタマイズされた config.yaml 内の値を削除すると、InterNamespaceAllowed 値が自動的に設定されます。
  2. 設定を適用するには、次のコマンドを実行して MicroShift サービスを再起動します。

    $ sudo systemctl restart microshift
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