7.4. オプションのポート設定の使用


MicroShift ファイアウォールサービスでは、オプションのポート設定が可能です。

手順

  • カスタマイズされたポートをファイアウォール設定に追加するには、次のコマンド構文を使用します。

    $ sudo firewall-cmd --permanent --zone=public --add-port=<port number>/<port protocol>
    表7.2 オプションのポート
    ポートプロトコル説明

    80

    TCP

    OpenShift Container Platform ルーターを介してアプリケーションを提供するために使用される HTTP ポート。

    443

    TCP

    OpenShift Container Platform ルーターを介してアプリケーションを提供するために使用される HTTPS ポート。

    5353

    UDP

    OpenShift Container Platform ルート mDNS ホストに応答する mDNS サービス。

    30000-32767

    TCP

    NodePort サービス用に予約されたポート範囲。LAN 上のアプリケーションを公開するために使用できます。

    30000-32767

    UDP

    NodePort サービス用に予約されたポート範囲。LAN 上のアプリケーションを公開するために使用できます。

    6443

    TCP

    Red Hat build of MicroShift API の HTTPS API ポート。

以下は、API サーバーのポート 6443 など、MicroShift で実行されているサービスへのファイアウォールを介した外部アクセスを必要とする場合に使用されるコマンドの例です。たとえば、ルーターを介して公開されるアプリケーションのポート 80 および 443 です。

コマンドの例

  • MicroShift API サーバーのポートを設定します。

    $ sudo firewall-cmd --permanent --zone=public --add-port=6443/tcp

MicroShift インスタンスの不要なポートを閉じるには、「ネットワークセキュリティーを強化するために不使用または不要なポートの閉鎖」の手順に従ってください。

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