9.2. すべてのデータと設定のクリーニング
microshift-cleanup-data
スクリプトを実行して、すべての MicroShift データと設定をクリーンアップできます。
--all
引数を指定してスクリプトを実行すると、以下のクリーンアップアクションが実行されます。
- すべての MicroShift サービスを停止して無効にする
- すべての MicroShift Pod を削除する
- すべてのコンテナーイメージストレージを削除する
- ネットワーク設定をリセットする
-
/var/lib/microshift
データディレクトリーを削除する - OVN-K ネットワーク設定を削除する
前提条件
- root ユーザーアクセス権を持つ管理者として MicroShift にログインしている。
- サポートケースを作成している。
手順
次のコマンドを入力し、
microshift-cleanup-data
スクリプトを--all
引数を指定して実行し、すべての MicroShift データと設定をクリーンアップします。警告このオプションは、すべての MicroShift データとユーザーワークロードを削除します。注意して使用してください。
$ sudo microshift-cleanup-data --all
ヒントスクリプトは、操作を確認するためのメッセージを表示します。続行するには、1 または Yes と入力します。これ以外が入力されると、クリーンアップが取り消されます。
クリーンアップを続行した場合の出力例
DATA LOSS WARNING: Do you wish to stop and clean ALL MicroShift data AND cri-o container workloads? 1) Yes 2) No #? 1 Stopping MicroShift services Disabling MicroShift services Removing MicroShift pods Removing crio image storage Deleting the br-int interface Killing conmon, pause and OVN processes Removing MicroShift configuration Removing OVN configuration MicroShift service was stopped MicroShift service was disabled Cleanup succeeded
クリーンアップをキャンセルした場合の出力例
DATA LOSS WARNING: Do you wish to stop and clean ALL MicroShift data AND cri-o container workloads? 1) Yes 2) No #? no Aborting cleanup
重要スクリプトの実行後に、MicroShift サービスが停止および無効になります。
次のコマンドを実行して、MicroShift サービスを再起動します。
$ sudo systemctl enable --now microshift