3.2. ローカルアクセスの kubeconfig ファイル


ローカルアクセスの kubeconfig ファイルは /var/lib/microshift/resources/kubeadmin/kubeconfig に書き込まれます。この kubeconfig ファイルは、localhost を使用した API サーバーへのアクセスを提供します。クラスターをローカルに接続する場合は、このファイルを選択します。

ローカルアクセス用の kubeconfig の内容例

clusters:
- cluster:
    certificate-authority-data: <base64 CA>
    server: https://localhost:6443

localhostkubeconfig ファイルは、同じホストから API サーバーに接続するクライアントからのみ使用できます。ファイル内の証明書はリモート接続では機能しません。

3.2.1. MicroShift クラスターへのローカルアクセス

以下の手順に従って、kubeconfig ファイルを使用して MicroShift クラスターをローカルでアクセスします。

前提条件

  • oc バイナリーがインストールされている。

手順

  1. オプション: Red Hat Enterprise Linux (RHEL) マシンに ~/.kube/ フォルダーがない場合は、次のコマンドを実行してフォルダーを作成します。

    $ mkdir -p ~/.kube/
  2. 次のコマンドを実行して、生成されたローカルアクセス kubeconfig ファイルを ~/.kube/ ディレクトリーにコピーします。

    $ sudo cat /var/lib/microshift/resources/kubeadmin/kubeconfig > ~/.kube/config
  3. 次のコマンドを実行して、~/.kube/config ファイルの権限を更新します。

    $ chmod go-r ~/.kube/config

検証

  • 次のコマンドを入力して、MicroShift が実行されていることを確認します。

    $ oc get all -A
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