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3.3.2. コンテナーの作成

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新規コンテナーを作成するには、API バージョン、アカウント、および新規コンテナーの名前で PUT 要求を行います。コンテナー名は一意である必要があります。スラッシュ ( /) を含めることはできず、256 バイト未満でなければなりません。リクエストには、アクセス制御ヘッダーおよびメタデータヘッダーを含めることができます。また、配置プールのセットのキーを識別するストレージポリシーを含めることもできます。たとえば、radosgw-admin zone get を実行して、placement_pools の下に利用可能なキーの一覧を表示することもできます。ストレージポリシーを使用すると、SSD ベースのストレージなど、コンテナーの特別なプールセットを指定できます。操作はべき等です。つまり、すでに存在するコンテナーを作成する要求を行うと、HTTP 202 の戻りコードが返されますが、別のコンテナーは作成されません。

構文

PUT /<api_version>/<account>/<tenant>:<container> HTTP/1.1
Host: <Fully_Qualified_Domain_Name>
X-Auth-Token: <auth_token>
X-Container-Read: <comma_separated_uids>
X-Container-Write: <comma_separated_uids>
X-Container-Meta-<key>: <value>
X-Storage-Policy: <placement_pools_key>

表3.6 Headers
名前説明必須

X-Container-Read

コンテナーの読み取りパーミッションを持つユーザー ID。

ユーザー ID のコンマ区切りの文字列値。

いいえ

X-Container-Write

コンテナーの書き込みパーミッションを持つユーザー ID。

ユーザー ID のコンマ区切りの文字列値。

いいえ

X-Container-Meta-{key}

任意の文字列の値を取得するユーザー定義のメタデータキー。

文字列

いいえ

X-Storage-Policy

Ceph Object Gateway の placement_pools 下にあるストレージポリシーを識別するキー。radosgw-admin zone get を実行し、利用可能なキーを取得します。

文字列

No

同じ名前のコンテナーがすでに存在し、ユーザーがコンテナー所有者である場合、操作は成功します。そうでないと、操作は失敗します。

表3.7 HTTP レスポンス
名前説明ステータスコード

409

コンテナーは、別のユーザーの所有権にすでに存在します。

BucketAlreadyExists

features テーブルに戻ります。

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