3.4. オブジェクト操作


オブジェクトは、データおよびメタデータを保存するコンテナーです。コンテナーには多くのオブジェクトがありますが、オブジェクト名は一意である必要があります。この API により、クライアントはオブジェクトの作成、アクセス制御およびメタデータの設定、オブジェクトのデータおよびメタデータの取得、およびオブジェクトの削除を行うことができます。この API は特定のユーザーのアカウントの情報に関連するリクエストを行うため、コンテナーまたはオブジェクトのアクセス制御が意図的に公開されていない限り、この API のすべてのリクエストを認証する必要があります。つまり、匿名要求が許可されます。

3.4.1. オブジェクトの作成/更新

新規オブジェクトを作成するには、API バージョン、アカウント、コンテナー名、および新規オブジェクトの名前を使用して PUT 要求を行います。オブジェクトを作成または更新するには、コンテナーに書き込みパーミッションが必要です。オブジェクト名は、コンテナー内で一意である必要があります。PUT リクエストはべき等ではないため、一意の名前を使用しないと、リクエストによりオブジェクトが更新されます。ただし、オブジェクト名に疑似階層構文を使用して、別の疑似階層ディレクトリーにある場合は、同じ名前の別のオブジェクトと区別することができます。リクエストには、アクセス制御ヘッダーおよびメタデータヘッダーを含めることができます。

構文

PUT /<api_version>/<account>/<tenant>:<container>/<object> HTTP/1.1
 Host: <Fully_Qualified_Domain_Name>
 X-Auth-Token: <auth_token>
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表3.13 リクエストヘッダー
名前説明必須有効な値

ETag

オブジェクトの内容の MD5 ハッシュ。推奨されます。

文字列

No

該当なし

Content-Type

オブジェクトに含まれるコンテンツのタイプ。

文字列

No

該当なし

Transfer-Encoding

オブジェクトが大規模な集約オブジェクトの一部であるかどうかを示します。

文字列

いいえ

chunked

features テーブルに戻ります。

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