6.10. ダッシュボードでの Ceph クラスターのプールの監視
Red Hat Ceph Storage Dashboard では、クラスター内のプールの詳細、パフォーマンスの詳細、設定、および全体的なパフォーマンスを表示できます。
プールは、Ceph Storage クラスターがデータを分散し、格納する方法において重要なロールを果たします。プールを作成せずにクラスターをデプロイした場合に、Ceph はデフォルトのプールを使用してデータを格納します。
前提条件
- 稼働中の Red Hat Ceph Storage クラスターがある。
- Dashboard がインストールされている。
- プールが作成されている。
手順
- ダッシュボードにログインします。
- ナビゲーションバーで、Pools を選択します。
- データ保護の詳細と、プールが有効化されているアプリケーションが含まれるプールリストを表示します。必要な詳細を表示するには、Usage、Read bytes および Write bytes にマウスをかざします。
プールに関する詳細情報を表示するには、その行にある Expand/Collapse アイコンをクリックします。
図6.9 プールの監視
関連情報
- プールの詳細については、Red Hat Ceph Storage アーキテクチャーガイドの Ceph プール を参照してください。
- 詳細は、Red Hat Ceph Storage Dashboard ガイドの Ceph Dashboard でのプールの作成 セクションを参照してください。